髪と頭皮にダメージを与えてしまっている五つの生活習慣とその整え方

髪と頭皮にダメージを与えてしまっている五つの生活習慣とその整え方

髪の健康を決めるのは、髪に与える直接的なダメージだけではありません。普段の生活習慣でついついやってしまいがちなことも、髪に大きな影響を与えます。一見髪とは関係なさそうに見えることでも、髪にダメージを与えていることがあります。

ここでは髪と頭皮にダメージを与えている生活習慣、五つをご紹介します。自分はやっていないかチェックしてみましょう。

1.朝のシャンプー

シャワー

まず朝にシャンプーをするのは髪によくありません。髪が成長する時間帯は22時から翌2時にかけてであり、この時間に1日の汚れを落としてあげることで髪にうるおいが行きわたるようになります。1日の汚れをためたまま寝てしまうと、成長する時間にすこやかな成長ができず、髪はどんどん不健康になってしまいます。

また日本皮膚科学会の調べでは、頭皮はシャンプーしてから6時間後に分泌されて頭皮にバリアーを作ります。夜にシャンプーしておくことで、起きて外出する時にちょうどバリアーができた状態になります。朝のシャンプーは控えて、夜寝る前にシャンプーをする習慣を付けましょう。

2.野菜よりお肉が多い食生活

肉料理

食べ物を選ぶ時に、お肉をすすんで選んでしまうのも、髪によくありません。油ものを多く取ると頭皮から分泌される皮脂が過剰になり、毛穴を詰まらせてしまいます。また油ものの取りすぎで血中コレステロールが高くなると、血管が詰まって血流が悪くなり、頭皮に十分な酸素などが行かなくなります。

頭皮への血流が滞ると、頭皮や髪がハリ・うるおい不足に陥ります。そうすると新しい髪が生えてこなくなり、危険信号のサインになります。また髪だけでなくメタボリック症候群(シンドローム)など、体全体の健康にも影響を及ぼします。

お肉だけではなく、必ずメニューに野菜を付け加えるようにしましょう。ただ気にしすぎてもいけません。まずはできる範囲からメニューを変えることが大切です。

3.タバコ

タバコ

休憩中に一服とタバコを吸う人もいますが、タバコには人体に有害な化学物質がたくさん入っています。タバコを吸うと血管が収縮して血流が悪くなり、頭皮にうるおいが行かなくなってしまいます。結果、健康な髪が生えてくる妨げになるため、髪のためにはタバコは吸わない方が無難です。

タバコで気分転換しているという人は、タバコではなくお酒で気分転換できるようにしましょう。お酒は血流を応援してくれるため、血の巡りがよくなって頭皮にいい影響を与えてくれます。ただし飲みすぎには注意しましょう。

4.慌ただしい仕事

慌ただしい仕事

余裕がない毎日も髪にはよくありません。現代人は仕事ばかりで、自分の好きなことをやる時間を削ってしまいがちです。しかしこうした生活を送っていると外的ダメージがたまって、毛が抜ける原因になります。

余裕を持った生活はメンタルと大きく関わりがあります。ダメージをためると体調に異常をきたしたり、末梢(まっしょう)器官が働かなくなったりして体全体に悪影響を及ぼします。もちろん頭皮や髪にも影響します。

仕事ばかりではなく、ひとりになってリフレッシュできる時間を作るようにしましょう。まず自分が楽しいと思えることを見つけるのが大切です。

5.夜更かし

夜更かし

休日の前日は夜更かしを楽しむ人もいますが、夜更かしも髪の健康のためにはNGです。先述したように髪は22時から翌2時の間に成長します。この時間は体が老廃物を出して、新しい体の源を作る時間帯です。この時間に睡眠をとって体調を正常な状態にしておかないと、体全体がリセットされません。

22時から翌2時は睡眠をとって、朝早めに起きるようにしましょう。早寝早起きは髪にとってもお得です。

おわりに

いかがでしたか?今回は髪と頭皮にダメージを与えてしまいがちな五つの生活習慣を紹介しました。いずれもやってしまいがちですが、髪の健康を保つためには控えなければなりません。規則正しい生活が、髪の健康を維持するために大切なことです。みなさんもぜひ実践してみてくださいね。

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