キャピキシルの主成分「アカツメクサ花エキス」を徹底解剖!
ミノキシジルの3倍という驚異的な毛髪を健康にする力が証明されているキャピキシル。主成分の「アカツメクサ花エキス」と「アセチルテトラペプチド-3」は、それぞれの特徴を生かし合いながら絶妙なバランスで共存しています。
今回は、その二大成分のうちのひとつ、アカツメクサ花エキスを徹底解剖してみました。
目次
アカツメクサ花エキスにはイソフラボンがたっぷり!
アカツメクサ花エキスは、別名をレッドクローバーと呼ばれており、ヨーロッパが原産のハーブです。日本では明治時代からぜんそくやガン、肌の疾患のケアなどを目的として使われてきました。アカツメクサ花エキスがなぜ髪の毛にとってプラスな成分なのかと言うと、女性ぽさとよく似たアプローチをするイソフラボンが含まれているからです。
このイソフラボンは「ビオカニンA」というもので、DHTを生成する5αリダクターゼを阻害し、毛が抜けてしまう原因を徹底的に排除します。よく女性ぽさが多い人は毛が薄くならないという事が言われますが、女性ぽさが持つ毛髪の抜けが少ない理由はこのようなメカニズムとなっています。
また、アカツメクサ花エキスに含まれるイソフラボンの量は、大豆の10倍~20倍とも言われており、頭皮への吸収力も抜群です。毛髪の抜けを防ぐ成分としては、まさに最適であると言えるでしょう。
アカツメクサ花エキスのビオカニンAについて
ビオカニンAは、天然に存在する有機化合物群の一種であり、女性ぽさとほぼ同様の分子構造を示します。レッドクローバーと呼ばれる天然のハーブから抽出されるということはすでにお話ししましたが、ビオカニンAは健康な毛髪へのアプローチが証明される前から、肌へのうるおいや更年期障害などの症状をより良くするのに良いとされ、大きな注目を集めてきました。
男性ぽさを生み出すDHTを作る還元酵素の5αリダクターゼは、主に50代くらいから毛根近くにある皮脂腺に多く存在するようになり、汗をかきやすいという人はよりたくさん持っているというふうに言われています。
汗によって頭皮にニキビや吹き出物もできやすいですし、それによってかぶれや腫れも起きてしまうなど健康な毛髪状態にとっては天敵となる成分です。ビオカニンAが持つ5αリダクターゼの阻害は、まさに革新的であると言えるでしょう。
アセチルテトラペプチド-3との共存
キャピキシルの二大成分と言えば、今回取り上げている「アカツメクサ花エキス」の他にもうひとつ、「アセチルテトラペプチド-3」があります。アカツメクサ花エキスがDHTの生成を抑え、毛が抜けてしまうのを防ぐという守りの成分であるとすれば、アセチルテトラペプチド-3は健康な毛髪を作ることに特化した攻めの成分。4種類のアミノ酸から構成されている結合体で、毛包に対して直接アプローチすることができます。
アセチルテトラペプチド-3の最大の特徴は、医学界でも高く評価されている補修能力です。やけどや腫れにより一度は破損してしまった部分を元に戻してしまうという驚異的な力があり、有名なところでは切断された足や手も1カ月で元通りになったという話もあります。
加齢や不摂生により荒れてしまった頭皮環境は、毛髪に対してのアプローチが弱くなってしまっています。アセチルテトラペプチド-3の高い補修能力なら、毎日ケアをし続けることで、徐々に毛髪環境が良くなってくるでしょう。アカツメクサ花エキスも、このアセチルテトラペプチド-3もキャピキシルの毛髪を健康にする実力には欠かせない要素です。
ハーブティーでも摂取できる!?
アカツメクサ花エキスは、ヘアケア用品の他にハーブティーとして摂取できる方法があるとのことでご紹介しておきたいと思います。ハーブティーの専門店であれば、「レッドクローバー」というお茶葉を扱っているので、簡単に入手することができるでしょう。
飲み方は普通の紅茶と変わらず、お湯を注いで飲むだけととてもシンプルなのですが、茶葉を手でもむ、乳鉢で擦るなど香りを強めるためのひと手間を加える(とより楽しむことができると思います。
摂取するタイミングとしては、吸収力の観点から就寝前がおすすめです。寝ている間というのは成長因子の分泌も活発になりますしね。実際に飲んでみると、ハーブ特有の癒やされる香りに包まれ、ほのかに甘みを感じることができます。1日に3杯~4杯であれば、許容範囲とされているため、さまざまな種類を買って楽しむのもいいですね。
レッドクローバーハーブティーのレシピ
材料
- レッドクローバー茶葉:大さじ1杯~1杯半
- レモン:適量
- はちみつ:適量
- オリゴ糖:適量
作り方
1.大さじ1杯~1杯半の茶葉を手に取り20秒間ほどもむ
2.マグカップに茶葉を入れ、熱湯を注ぎふたをする
3.5分ほど煮出し好みの色になるまで待つ
4.お好みでレモンやはちみつ、オリゴ糖などを加えて完成
おわりに
いかがでしたか?今回はキャピキシル二大成分のうちのひとつ、「アカツメクサ花エキス」を徹底解剖してみました。大豆のおよそ20倍という量のイソフラボンが含有されているアカツメクサ花エキスは、AGAの対策にぴったりの成分です。ヘアケア用品の他にハーブティーなどで摂取する方法もあるので、ぜひそちらも試してみてください。